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日立ハイテク、企業の「組織活性度」をウエアラブル端末で計測するサービス開発
掲載日 2015年02月10日

日立ハイテクノロジーズは９日、企業の生産性を左右する要因の一つとされる「組織活性度」を、ウエアラブル端末を使って計測する
サービスを開発したと発表した。１０日から受注し、４月から提供を始める。日立製作所が開発した集団の幸福感計測技術を応用した。
企業の組織活性度を客観的に把握でき、経営施策の検証や職場環境の改善策の実施を効率的に行える点をアピールして拡販を狙う。

この新サービスは、人の身体運動のパターンを基に集団の幸福感を計測する日立の技術が基盤。首に掛けて使うウエアラブルセンサー
（写真）で、組織メンバー個々の身体運動を計測し、その上でメンバー全員のデータを集計・解析し「組織活性度」を割り出す。

センサーとともにクラウド活用のデータ処理サービスを提供する。料金は１センサー当たり年間１０万円（消費税抜き）で、５人以上の組織
から導入可能。従来、企業の組織活性度を測定するにはアンケートが一般的で、高頻度で継続的な計測が難しかった。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0220150210bjaq.html